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2026年10月08日
  • 採用ノウハウ

Indeedのフィードとは?クローリングとの違いと連携方法

求人の件数が多い企業ほど、1件ずつ手で登録していく作業は現実的ではなくなります。そこで使われるのが「フィード」と呼ばれる仕組みです。ただ、調べてみても「データフィード」「XMLフィード」「クローリング」といった言葉が混在していて、何がどう違うのか分かりにくいのではないでしょうか。本記事では、Indeedのフィードとは何かを整理し、クローリングとの違い、連携でできること、始め方、運用上の注意点までを採用担当者の方に向けて解説します。

 

求人データの連携について打ち合わせをする担当者

 

Indeedのフィードとは?

 

まず言葉の意味から整理します。フィードは、求人を扱う現場では一般的な仕組みですが、採用担当者が日常的に触れる言葉ではありません。

 

Indeedの求人一覧を確認する様子

求人データをまとめて渡す仕組み

フィードとは、複数の求人情報を決められた形式のデータにまとめ、求人サイト側へ渡す仕組みのことです。1件ずつ画面から入力するのではなく、データごと受け渡す点が特徴です。

 

イメージとしては、求人票を1枚ずつ手渡しするのではなく、全求人を一覧表にしてまとめて提出するようなものです。50件あっても500件あっても、渡す作業は1回で済みます。

 

そのため、求人数が多い企業や、複数拠点で頻繁に募集が入れ替わる企業ほど効果が大きくなります。逆に、求人が数件しかない企業であれば、手で登録したほうが早いこともあります。

データフィード・XMLフィードという呼び方

「データフィード」「XMLフィード」という言い方も見かけますが、指しているものはほぼ同じです。

 

  • データフィード:求人データをまとめて渡す仕組み全般を指す言い方
  • XMLフィード:そのデータをXMLという形式で用意したもの

 

XMLは、項目名と内容をセットで記述するデータの書き方です。職種名・勤務地・給与・仕事内容といった情報を、決められたルールに沿って並べていきます。

 

採用担当者がXMLそのものを書くことは、実務上まずありません。システムや代行会社が用意するものと考えておけば十分です。

1件ずつ登録する方法との違い

Indeedに求人を出す方法として公式に案内されているのは、直接投稿と、ATS(採用管理システム)経由の2つです(*1)。

 

直接投稿は、Indeedの画面から会社情報や求人概要を入力して掲載する方法です(*2)。採用ページを持っていない企業や、短時間で掲載を始めたい場合に向いています。

 

一方、フィードはこのATS側で使われている仕組みにあたります。採用担当者から見ると「ATSに求人を登録したら、Indeedにも出ていた」という状態の、裏側で動いているものです。

 

フィードとクローリングは何が違う?

 

フィードを調べると必ず出てくるのが「クローリング」です。混同されやすいので、違いを整理しておきます。

 

2つの方式の違いを整理する採用担当者

クローリングは読みに来てもらう方式

クローリングは、Indeed側が企業の採用ページを巡回して求人情報を読み取り、掲載する仕組みです。企業側は自社サイトに求人を載せておくだけで、データを送る作業はありません。

 

手間がかからない反面、いつ読み取られるか、どこまで正しく読み取られるかを企業側で制御できません。サイトの作りによっては、意図した内容で掲載されないこともあります。

フィードは渡しに行く方式

フィードは逆に、企業側(または利用しているシステム側)が求人データを用意して渡します。何を載せるかを企業側で決められるため、内容のずれが起きにくいのが利点です。

 

違いを整理すると次のようになります。

 

項目 クローリング フィード
データの流れ Indeed側が読みに来る 企業・システム側から渡す
掲載内容の制御 サイトの作りに左右される 渡す内容を決められる
準備するもの 採用ページ 決められた形式のデータ
更新の反映 巡回のタイミング次第 データを更新したタイミング

 

現在Indeedが案内している掲載方法

Indeedの公式サイトで現在案内されている掲載方法は、直接投稿とATS(採用管理システム)の2つです(*1)。採用担当者が自分でフィードを用意する形は、一般的な選択肢としては示されていません。

 

そのため実務上は、「フィードを使いたい」ではなく「フィードに対応したシステムや代行会社を選ぶ」という考え方になります。

 

なお、クローリングの扱いは過去から変化しています。現在の自社の掲載がどの方式で行われているかは、使っているシステムの提供元に確認するのが確実です。

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フィード連携でできること・向いている企業

 

フィード連携にすると、採用担当者の作業がどう変わるのか。実務の視点で見ていきます。

 

複数拠点の求人をまとめて管理する様子

求人数が多いほど効果が大きい

もっとも分かりやすい効果が、登録作業の削減です。求人が10件なら手入力でも回りますが、100件、500件となると現実的ではありません。

 

多拠点展開している企業、職種が細かく分かれている企業、季節で募集が入れ替わる企業では、この差が大きく効きます。

 

逆に求人が数件で、年に数回しか募集しない企業であれば、直接投稿のほうが手軽です。件数と更新頻度から判断してください。

更新の手間と反映漏れが減る

手入力で運用していると、募集が埋まったのに求人を止め忘れる、給与改定が一部の求人にしか反映されていない、といった漏れが起こります。

 

フィード連携であれば、元のデータを直せば全求人に反映されます。最低賃金の改定や待遇の変更など、全件に関わる修正があるときほど効果が出ます。

 

採用が決まった求人を止める作業も、元のデータ側で完結します。止め忘れによる無駄な広告費も防げます。

複数の媒体へまとめて出せる

求人データをまとめて持っておく形にすると、Indeed以外の求人サイトにも同じデータから配信できるようになります。媒体ごとに原稿を作り直す必要がありません。

 

媒体によって必要な項目や書き方のルールは異なりますが、そこを自動で変換する仕組みを持つサービスもあります。

 

複数媒体を併用している企業にとっては、作業時間の削減としてもっとも効果が大きい部分です。

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フィード連携を始めるには

 

実際に導入する場合、何から考えればよいのかを整理します。

 

フィード連携の始め方を確認する採用担当者

ATSや運用代行を経由するのが一般的

前述のとおり、Indeedの公式案内では直接投稿とATSの2つが示されています(*1)。フィードを自社で直接扱うのではなく、対応しているシステムや代行会社を選ぶ形が実務上の進め方です。

 

システムを選ぶ際は、次の点を確認してください。

 

  • 自社の求人件数に対応できるか
  • 職種・勤務地ごとに求人を分けて管理できるか
  • Indeed以外の媒体にも配信できるか
  • 更新した内容がどのくらいで反映されるか
  • 応募者の情報もあわせて管理できるか

自社でデータを用意する場合に必要なもの

自社のシステムからデータを出す場合は、求人情報を決められた形式に整える作業が発生します。職種名、仕事内容、勤務地、給与、雇用形態といった項目を、過不足なく揃える必要があります。

 

ここで問題になりやすいのが、社内のデータがそのままでは使えないことです。勤務地が「本社」としか入っていない、給与が「規定による」のままになっている、といったケースはよくあります。

 

データを整える作業は、実質的に求人票を作り直す作業でもあります。システムの話というより、求人内容の整理から始まると考えておいてください。

掲載基準は手動登録と同じ

見落とされやすい点ですが、フィードで渡した求人にもIndeedの掲載基準は同じように適用されます。まとめて渡せば審査が緩くなるということはありません。

 

特に、1つの求人に複数の職種や勤務地が混ざっていると掲載されません。データを作る段階で「1職種・1勤務地」に分けておく必要があります。

 

件数が多いぶん、基準に合わない求人が大量に発生する可能性もあります。最初に設計を間違えると、まとめて掲載されないという事態になりかねません。

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フィード運用で気をつけること

 

導入後に起こりやすい問題を3つ挙げます。

 

フィード運用の注意点を共有する採用チーム

元データが正しくないと全件に影響する

フィードの利点は「まとめて反映されること」ですが、これは裏を返せば、誤りもまとめて反映されるということです。

 

項目の設定を1つ間違えただけで、全求人が掲載されなくなることもあります。変更を加えたあとは、必ず実際の掲載状況を確認してください。

更新のタイミングを把握しておく

データを更新しても、掲載にすぐ反映されるとは限りません。システム側の送信タイミングと、Indeed側の審査の両方を経るためです。

 

Indeedでは、求人を投稿して審査を通過した後、最大72時間で掲載が始まると案内されています(*2)。急ぎの募集では、この時間を見込んで前倒しで更新しておいてください。

「フィード」と「フィードバック」は別物

検索すると「Indeed フィードバック」という言葉も出てきますが、これは本記事で扱っているフィードとは関係ありません。

 

フィードバックは、応募者への選考結果の連絡や、サービスへの意見といった意味で使われる言葉です。求人データを渡す仕組みの話ではありません。調べ物の際に混ざりやすいので、区別しておいてください。

 

Indeedのフィード連携でお悩みならジーエスパートナーズへ

 

フィード連携で本当に難しいのは、技術的な設定ではありません。求人データを「1職種・1勤務地」に整理し、掲載基準を満たす内容に揃え、それを更新し続けることです。件数が多いほど、この作業が重くなります。

 

採用チームで打ち合わせをする様子

 

株式会社ジーエスパートナーズの自社プロダクト「中小企業求人部.」は、一度作成した求人ページを各媒体の仕様に合わせて自動で書き換え、一括掲載する仕組みです。Indeed・求人ボックス・Googleしごと検索・スタンバイ・CareerJetなどに対応し、媒体ごとに原稿を作り直す必要がありません。応募経路も自動で記録されます。

 

採用HPがなくてもブログ感覚で求人ページを整備でき、最大10,000件規模の求人を複数拠点まとめて管理できます。CSVで最大1万件の一括ダウンロード・アップロードにも対応しています。

 

Indeed PLUS 公認の採用システムで、公認企業は全国約40社のみです。ジーエスパートナーズは Indeed GOLD PARTNER(2026年8月26日時点)として、累計3,000社以上(2026年6月時点)の採用を支援してきました。求人掲載数は25万件以上、継続率93%、応募数アップ実現率97%以上(いずれも2026年6月時点)という実績があります。

 

データを整える前段として、ペルソナ設定から求人原稿の作成・修正、エリア別の設定まで実作業を代行します。求人原稿はA/B/Cパターンで設計し、週次で検証・改善します。採用広告のPDCAは月1回が一般的ななか、当社の体制では週次で回しています。

 

次のような場合はご相談ください。

 

  • 求人件数が多く、1件ずつの登録に限界がある
  • 複数拠点・複数職種で、更新漏れや止め忘れが起きている
  • Indeed以外の媒体にも同じ内容を出したい
  • 社内の求人データが整っておらず、どこから手をつけるか分からない
  • まとめて掲載したら、多くの求人が表示されなくなってしまった

 

体制面では、市場・競合調査、効果分析、見せ方改善、広告運用改善という4つの専門チームによる分業制で、属人化させずにPDCAを回します。担当1人あたり約30社にしぼり、求人出稿から内定通知まで伴走します。連絡はLINE・ChatWork・メッセンジャー等で平日毎日受け付け、基本1時間以内(目標15分以内)にご返答します。

 

契約は1ヶ月単位で期間の縛りはありません(PDCAの観点から3ヶ月以上を推奨しています)。広告設定ミスが発生した場合に全額を当社負担とする「あんしん保証制度」も設けています。

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まとめ

 

Indeedのフィードとは、複数の求人情報を決められた形式のデータにまとめて渡す仕組みです。データフィード・XMLフィードという呼び方も、指しているものはほぼ同じです。Indeed側が自社サイトを読みに来るクローリングとは、データの流れも掲載内容の制御のしやすさも異なります。Indeedの公式案内では掲載方法として直接投稿とATSの2つが示されており、実務上は「フィードに対応したシステムや代行会社を選ぶ」という進め方になります。求人件数が多い企業ほど効果が大きい一方、元データの誤りも全件に反映されるため、1職種・1勤務地への整理と、変更後の掲載確認が欠かせません。

 

出典

 

*1 「掲載の仕組みと流れ|Indeed(インディード)」https://jp.indeed.com/求人広告/flow

 

*2 「無料掲載の仕組み|Indeed(インディード)」https://jp.indeed.com/求人広告/free-plan

うさぎ主任

採用サイト構築サービス「中小企業求人部.」 のマスコットキャラクター。
採用・求人に関する様々な情報をお届けします。

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